スタッフ募集中!
貴方もご家族も自分らしい暮らしを送るため、私たちができることを全力で行います。
看護師が設立した会社であり、地域の皆様が健康に意識を持ち、
いつまでも自分らしく生活が送れるために「健康管理」「栄養」「運動」そして何より『生活の質』を大切にしながら看護の力で支援していきます。
「よりそい」の3つの特徴
資格:看護師/主任介護支援専門員/認定看護管理者
栗原 美穂子
(くりはら みほこ)
看護学校卒業後は、都内総合病院の内科混合病棟で9年間勤務。子どもの妊娠・出産と共に病院から離れる。
1995年から訪問看護師として仕事復帰をし、以降は一貫して訪問看護の業界でキャリアを重ねる。
現在は、訪問看護ステーション・居宅介護支援事業所の経営と共に、横浜在宅看護協議会の会長も務める。
私がまだ病棟で勤務していた20代の時、受け持っていた方に、40代・女性で、ご結婚をされていてお子さんも3人いる、ある患者さんがいました。
その方は、肺がんの末期で、主治医も「あと数週間だろう」と判断をし、もう手の施しようがない状態の方でした。
日に日に食事も喉を通らなくなっていき、ご本人も鬱々とされていく中で、ある日私から「(残された時間で)なにをしたいですか?」と質問をすると、「家に帰りたい」と仰っいました。
後日、その言葉をご主人にお伝えをしたところ、「本人が望んでいるのであれば、それを叶えてあげたい」と言われました。
当時はまだ、介護保険はもちろん「訪問看護」といった制度自体がなく、終末期の患者さんは病院で長期入院をしてそのまま亡くなっていくのが当たり前の時代でした。
患者さん・そのご家族からの言葉に、私は強い衝撃を受けました。
「なぜ家に帰りたがっている方を、私たちは帰してあげることができないのだろう」と。
早速、主治医や師長に掛け合ってみたのですが、
「すぐに病院に戻ってくることになる」「とても家に帰れる状態ではない」
といったことを言われました。
各種サポート体制もなく、往診医もいないような状況なので、それは当たり前の判断だったと思います。
ただ、諦めきれなかった私はその後も粘りづよく訴えかけ続けた結果、
「業務後に、あなたがご自宅の様子を見に行くのであれば」
と条件付きで許可をもらうことに成功しました。
それから、3交代勤務の合間を縫いながら、ほぼ連日のご自宅訪問がスタートしていきました。
ご自宅に戻られてから、その方の状態は驚くほど回復していきました。
食事も食べられるようになり、1人でお手洗いにもいけるようになり、何よりも表情が見違えるように穏やかになったのです。
結果としては、ご自宅に戻れた期間は1ヶ月ほどだったのですが、その間に3人のお子さん達との最期の時間を過ごされていたことをよく覚えています。
上のお子さんは大学生でした。
「長男としてしっかりと兄弟の面倒をみて、家族を支えてね」
と仰っていました。
真ん中のお子さんは、高校生のお姉ちゃんでした。
お母さんが自宅に戻っている間、毎日台所に立って料理をしていました。
お母さんはその味見をしながら、ご自身のレシピを教えていました。
下のお子さんはまだ小学生でした。
学校から帰ってきた後、お母さんのベッドサイドで宿題をしながら、学校であったことを嬉しそうに話していました。
次第に容態は悪化してき、最期は救急車で搬送をされて間もなくお亡くなりになりました。
後日、ご家族がわざわざ病棟まで顔を出して頂き、ご挨拶をされていきました。
「あの時、看護師さんからの提案がなければ、〈家に帰る〉なんてことは考えもしなかったと思います。最期を家で一緒に過ごすことができて、本当に良かったです」と。
これが、その後に私が訪問看護の道に進む大きな契機となりました。
患者さん・ご利用者さんが最後を過ごしたい場所は、〈患者〉としての病院ではなく、日常を営む〈生活者〉として、子どもを育てる〈母〉として、そして家族を想う〈妻〉としての、ご自宅なんだなと、気付かさせて頂いた貴重な体験です。
資格:緩和ケア認定看護師/介護支援専門員/医療リンパドレナージセラピスト
本多 幸子
(ほんた さちこ)
外科病棟・内科病棟でで臨床経験を積んだ後、結婚や二度の出産を経て、30代半ばの時に非常勤・半日勤務から訪問看護ステーションへ転職。
当時の職場で管理者をしていた栗原と出会い、以降は栗原と共に訪問看護師としてのキャリアを歩む。
私が緩和ケアの認定資格を取得したのは48歳の時になります。
訪問看護師としてのキャリアも10年以上になり、現場業務も管理業務も一通り経験をしたと感じていた一方で、訪問看護師としての働き方に葛藤を感じるようになっていました。
いま思い返すと、求められる役割が社内外での調整など管理的業務がメインになっていく中で、「訪問看護」本来の楽しさを見失っていたのだと思います。
そんな悶々とした気持ちでいた時に、代表の栗原から「認定資格を取ってみない?」と声をかけてもらったことがキッカケでした。
実際に、認定資格の受験を決意した後、そう迷わず「緩和ケア」領域を選びました。
まだ私が消化器外科病棟で働いて当時、いまほど緩和ケアがフォーカスされる時代ではなかったので、望まぬ最期を過ごされている患者さんを多く見ていました。
「より良い最期を過ごすための力になりたい」といった当時の想から、すでに目指す方向性は定まっていたのだと思います。
認定資格の勉強は想像していたよりもずっと大変なものでした…。
私もそれなりに臨床経験は積んできていた自負はあったのですが、改めて知識や技術を学んでいく中で「これまで自分は何をしてきたのだろう…」と打ちのめされるような場面は何度もありました。
ただ、「自分がやりたい看護は何なのか?」「どういったご利用者のためにこれを学んでいるのか?」といった考えが定まっていたお陰で、最後まで頑張り抜くことができたと思います。
無事、認定資格を取得して臨床の現場にもどっていった中で気付かされたのは、これまでの自分の看護がいかに「価値観の押し付けになってしまっていたか」ということでした。
新たな学びを通じて知識や技術に厚みができたことで、「ご利用者やご家族が本当は何を望んでいるか?」といった原点に立ち戻るだけの余裕が自分の中でつくれるようになったことは大きな収穫でした。
現在、うちのステーションには複数の認定看護師が在籍しています。
これから入職を検討して頂く新しいメンバーにも、同じように(認定資格に限らず)自分の専門性を持つための学びの機会を持って頂きたいと考えています。
在宅の現場における幅広いニーズに答えていくためには、様々な専門性を持った様々なスタッフが、それぞれの知識をチームとして持ち寄っていくことがとても大切だからです。
また、面白いことに知識や経験が豊富なベテランスタッフだから良いというものでもありません。
経験値のあるベテランだからこそご利用者への提案を控えてしまう場面も、まだ経験の浅い若い方の向こう見ずなパワーがご利用者やチームを活性化する場面もあるからです。
同じチームのメンバーとして、専門性・経験・年齢に関わらず、スタッフ同士がフラットに話し合える場を創っていきたいと思います。
スタッフ紹介
「よりそい」への
就職を検討される方へ
『よりそい看護ケアセンター』は、平成29年3月にオープンした、訪問看護20年の経験の持つ看護師が立ち上げた訪問看護ステーションです。 療養者に寄り添う看護の提供をし、その方の持っている力を引き出しながら、その人らしい人生を送っていただくために看護師としてできることを全力で行っています。
ここには、看護師として働くことの喜びとやりがいを一緒に感じて話し合える仲間がいます。
現在、認定看護師(緩和ケア、がん性疼痛看護、慢性心不全看護)も活躍中です。
知識を活かした看護の提供をして、利用者様からの評判も良く、スタッフ間でも多くの学びを得ることができます。
訪問看護の経験者はもちろんのこと、訪問看護未経験者や、臨床経験に自信のない若手・ブランクのある方でも、「その人に寄り添う看護がしたい!」と思われている方なら大歓迎です。
私たちと一緒にご利用者の望む人生を支える、在宅ケアを実践していきましょう。
皆様からのお問い合わせお待ちしております!
働き方の特徴
Q&A
どのようなスタッフが在籍していますか?
・理学療法士 2名
・作業療法士 1名
・ケアマネージャー 2名
※20~60代のメンバーが在籍しております!
※認定看護師も複数名在籍しております。
(2022年7月時点)
訪問看護・訪問リハビリ未経験でも大丈夫でしょうか?
小さな子どもがいるので、仕事と家庭との両立に不安があります。
教育サポート体制はどのようになりますか?
オンコールはどういった体制となりますか?
男性看護師も募集していますか?
採用までの流れ
- まずは見学だけでも結構です!気軽にお問い合わせください!
- お問い合わせ後、弊社担当者からご連絡いたします!
- 事業所内の見学はもちろん、同行訪問もセッティング可能です!
- 見学の所要時間は1時間・半日・1日など、ご相談可能です!
- 見学後、希望が合えば採用面接をセッティングをいたします!
- 通常、面接は1回のみとなります!
- 面接後〈1週間以内〉を目安として結果のご報告をいたします!
- 勤務開始日はご希望に合わせて相談可能です!
スタッフ募集中!
アクセス
横浜市鶴見区鶴見中央5-2-11 アバンサーダ鶴見101
・京急鶴見駅から徒歩4分(約300m)
・JR鶴見駅から徒歩6分(約500m)
よりそい看護ケアセンター
〒230-0051
横浜市鶴見区鶴見中央5-2-11 アバンサーダ鶴見101
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募集要項
運営会社
項目 | 詳細 |
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会社名 | K&Yヘルスケア株式会社 |
本社住所 | 神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央5-4-10 |
代表者 | 栗原美穂子 |
設立 | 2016年12月8日 |
事業内容 | 訪問看護事業、居宅介護支援事業 |
電話 | 045-718-5551(代表) |
ホームページ | https://www.yorisoi-kango.com/ |